わたしたちが住む故郷「山梨県」が日本一になりました…!

何の日本一かというと…

健康寿命日本一は山梨! -沖縄は不健康化が急速に進む-

(NEWS ポストセブン 8月25日(木)16時0分配信)

【健康寿命には大きな地域差がある】

長生きはしたいが、病気にはなりたくない──誰もがもつ健康への願い。だが、「介護の必要などがなく生活できる期間」を表す 健康寿命 にも、大きな地域差があることを、データは示している。

「日本人は平均寿命の長さで知られるが、本当に大事なのは健康寿命…。この寿命を見ると、実は日本は“不健康長寿大国”なのです」── 長尾クリニックの長尾和宏院長はこう強調する。

厚労省によると2013年の日本人の健康寿命は、男性71. 19歳、 女性74. 21歳。平均寿命との差は男性で約9歳、女性で約12歳となる。日本人は亡くなるまでの10年前後を要介護状態で過ごすのだ…。そうした中、健康寿命の都道府県別ランキングの1位とも『山梨』だった。以下、男性は沖縄、静岡、石川、女性は静岡、秋田、宮崎が続く。

「要介護になるきっかけの多くは糖尿病や認知症です。自然が多い山梨や静岡では、日頃から体をよく動かして野菜を多く食べる生活習慣があり、それが健康寿命の長短に影響してくると考えられます」(長尾氏)

健康寿命には、人との「つながり」もカギとなる。山梨には、各人がお金を出しあって旅行や飲み会をする「無尽」という昔ながらの習慣が残っている。

「現在も高齢者を中心に無尽が盛んです。地域の人とのつながりが健康寿命の長さにつながるのでは…」

(山梨県福祉保健部健康増進課)

静岡も高齢者の就業率が高く、地域のボランティアなど社会活動が盛んだ。

一方、かつて日本一の長寿県として知られた沖縄は「不健康化」が急速に進む。平均寿命は女性3位、男性30位まで下落し、急性心筋梗塞や脳血管疾患などによる現役世代の死亡率が高い。ライフスタイルの欧米化が顕著で、肥満者の割合も全国トップクラスになった。

「外食やコンビニ中心の食事と運動不足は生活習慣病につながる。沖縄の凋落は“日本の未来”を暗示しているように見えます」(長尾氏)

※SAPIO2016年9月号

この記事がいう『人とのつながり』とは何を意味するのか…

いろんな解釈ができるでしょうが、人との「つながり」「絆」とは、ストレスのない良好かつ健全なだけの関係ではなく、時には相手からのふとした一言に怒りやストレスを感じたり、意外な人からの一言にココロから喜びや感動をおぼえたり…人間としてあたりまえの情動(怒りや喜びなど一時的かつ短期的な感情の動き)がある状況や関係を言うのではないでしょうか?

嬉しいことを共に喜ぶ仲間や家族の存在!時にはお互いの主張がぶつかり少し感情的になる相手の存在!わたし困っていますと相談できる人や場所の存在!

そのすべてが健康寿命を延ばす大切な存在であることをこの記事から再確認させていただいた…そんな気がしました。