毎年この日の午後2時46分が近づくと…

すべての事業所の館内が「その雰囲気…」に包まれます…

東日本大震災の発生時刻を告げる防災放送開始のチャイム…

東北3県を中心に甚大な被害をもたらした「マグニチュード9.0」の巨大な天災から今年で10年…

全ての事業所では、それぞれの日中活動プログラムの手を止め、音を止め「北北東の空」へ心と身体を向けます…

防災放送から流れる鎮魂の鐘の音(ね)に乗せて…被災地を想い…被災者を想う…

その時、被災地の方角へ向けて静かに合掌する岩手県宮古市出身の職員の目には薄っすらと涙が…

記憶に新しい被害の大きかった日本の震災は、平成7年1月の「阪神淡路大震災」や平成16年10月の「新潟県中越地震」そして平成28年4月の「熊本大地震」があります…

世界で発生しているマグニチュード6以上の地震の約2割は、日本周辺で発生しているといわれています…

地震大国ともいわれるこの国に生きる私たちは…当時を想起することで災害から学び、そして災害への備えを多くの愛する人たちと共有していかなければなりません…

そのことを後世に教えてくださった多くの尊い命に報いるためにも…